2018年11月14日のNHK「ガッテン」で放送された、刺身を美味しくする買い物袋の詰め方についてご紹介します。教えてくれたのは、焼津で大人気の魚店の5代目。
スーパーに設置してある製氷機を活用し、袋にどう詰める方で刺身の旨味を格段にアップさせることができます♪
刺身を美味しくするポイントは氷!
達人曰く、氷をどう使うかで刺身の鮮度が変わってくるとのこと。
実際、海からスーパーの鮮魚売り場へ届けれられるまでにも、絶えず氷で冷やされています(コールドチェーン)。
この理由は、温度が高くなると刺身の酵素が活性化し、旨味成分を分解してしまうため。
この酵素は、10℃で12倍、20℃では27倍にも活性化してしまいます。
スーパーから氷で冷やさずに刺身を持ち帰ると、旨味が減る
実は、スーパーには製氷機が設置してありますが、なかなか気付かないことが多いですよね。
しかし、氷を使わないともったいないのです!
せっかく海から鮮魚売り場までコールドチェーンで繋がっていたのに、スーパーから家まで氷で冷やさないことで刺身が劣化してしまいます。
刺身をスーパーのカゴに入れた時点で刺身の温度はすでに8℃まで上がっており、家に着く頃にはより温度が上がってドリップが流出してしまいます。
ドリップが10g出ると、なんと旨味が4割も減るそうです!
家がスーパーから近いからと言って、油断してはいけません。
刺身の鮮度を守る究極の買い物袋詰めワザ
刺身は非常に温度に敏感のため、鮮度を保つためには0℃程度に維持する必要があります。
そこで活躍するのが、スーパーの製氷機!
氷をうまく活用して刺身を家に持ち帰ることで、劣化を防ぐことができます。
しかし、買い物袋への詰め方にもコツがあります。
ポイントは、いかに空気を抜くかです。
【詰め方】
1、刺身意外の商品を、隙間なく袋に詰める
2、氷と刺身は一緒に小袋へ入れる(空気を抜いて縛る)。
3、最ぼに袋全体の空気を抜き、密閉状態にする
まとめ
今回は、達人が教えてくれた「スーパーの刺身を美味しく食べる奥義」をご紹介しました!
これまではスーパーで買ったら何も気にせず袋に詰めていましたが、ここを工夫するだけで旨味がアップするんですね。
覚えておかないと損です♪
ぜひ参考にしてくださいね。