2018年11月3日の日本テレビ系「世界一受けたい授業」では、8大名医が警鐘を鳴らす8つの病気を特集。それぞれの病気の予防対策法を教えてくれました。
ここでは、肝臓癌(肝臓ガン)についてご紹介していきます。
女性と男性のどちらがないやすいかなど、名医が教えてくれた内容をまとめていきます。
肝臓がんは男性の方がなりやすい
肝臓は、体内の毒素を無害に変えてくれる大切な臓器。
しかし、運動量が減って飲酒の機会が増えるこれからの時期は要注意。
消費されない脂肪が肝臓にどんどん溜まっていき、
肝硬変
↓
肝臓がん
へと進行してしまう可能性があります。
肝臓がんになりやすいのは、女性よりも男性。
女性の約2倍にも上ります。
これは、男性は長期間強いストレスを受けると肝臓がんの発症リスクが高まるため。
肝機能が低下すると、男性の体内にある女性ホルモンがうまく分解されず蓄積し、乳腺が発達して胸が大きくなることもあるそうです。
男性は、できるだけストレスを感じないように心がけることが大切です。
脂肪肝を改善するには早歩きが効果的
肝臓がんの原因になる可能性のある脂肪肝。
油の摂り過ぎなどで脂肪がたまり白っぽい肝臓になってしまうのですが、1日30分以上の早歩きが脂肪肝の改善に効果的であることが分かっています。
毎日のウォーキングで、体重は落ちなくても肝臓にたまった脂肪は落ちていきます。
薬は使用方法を守って飲む
決められた用量以上に薬を飲んだり、治っているのに薬を飲み続けてしまうなど間違った飲み方をすると、肝臓に負担がかかり急速に肝細胞が死んでしまうこともあります。
この間違った薬の飲み方は若者に多く見られ、肝細胞が死んでしまうと肝臓移植をしないと助からないことも多くなります。
薬は必ず用法・用量を守って服用するようにしましょう。
まとめ
今回は、肝臓がんの予防対策法についてご紹介しました。
ポイントをまとめると
- 男性はストレスをためないようにする
- 1日30分以上の早歩きをする
- 薬は使用方法を守って飲む
是非参考にしてみてくださいね。