2018年8月18日「世界一受けたい授業」で放送された、話題のベストセラー本『極上の孤独』の内容についてご紹介します。
『孤独』は良くないというイメージが定着していますが、無理して人と付き合うよりずっと素晴らしいものだと思えるような本です。
孤独に対する考え方や周囲の人との付き合い方がきっと変わります。
ご近所づきあいや、会社・学校で人間関係のストレスが無くなる方法も分かりますよ☆
ベストセラー本「極上の孤独」とは?
みなさん、「孤独」についてどう思いますでしょうか??
寂しいな、哀れだな、などマイナスのイメージをどうしても持ってしまいますよね。
しかし、下記2つのタイプの人なら、どちらが幸せだと思いますか??
- 孤独になるのが嫌で無理して周囲と付き合っている人
- ありのままの自分で1人の時間を楽しんでいる人
きっと、後者の人ではないでしょうか。
今話題となっているベストセラー本「極上の孤独」は下重暁子さんの著書で、タイトルの通り「孤独」に対する考え方が書かれています。
孤独は一見嫌煙されがちですが、SNSが普及した現代、多くの人と繋がりすぎて人間関係で悩む人が増えていますよね。
「友達をたくさん作った方が良い」と思うがあまり、自分を偽ったり、無理して関係を構築して負担やストレスが溜まっている人も多いはずです。
本当に孤独は悪いことなのか、人間関係の本来あるべき姿はどういったものなのか、そんなことを考えさせられる一冊です。
今は、人間関係が自殺の最多原因に
昔は、自分自身への不安や悩みから自殺をする人が多くいました。
しかし現在は、人間関係による悩みが自殺の原因として最も多くなっています。
死ぬほど苦しいのであれば、そんな人間関係は断ち切って1人で生きていった方がずっと幸せですよね。
孤独は、決してマイナスなものではありません。
むしろ、自分の好きなことができて、自分自身をより良く知ることができる自由な時間なのです。
SNSはストレスを生む
今やSNSが普及して便利になりましたが、自分の投稿に「いいね!」や「コメント」が無いことで悩んだりストレスを感じたりすることも増えています。
他人の意見・感想を気にし過ぎては、せっかくの1人の時間も楽しむことはできません。
何事も、最後に決めるのは自分です。
良い孤独の時間を過ごすには、SNS離れして他人に振り回されなくなるようにするのが大切です。
孤独の時間を有意義に過ごすことができれば、その先に幸せが待っています。
近所づきあいのストレスを無くす方法
近所づきあいは生活に欠かせませんが、どうしてもストレスを感じてしまいますよね。
そのストレスの原因は、「話したい、仲良くしたい、自分にとって周りの人はプラスになる」といった他人への期待です。
しかし、頑張って上辺だけのつき合いをしたところで時間の無駄。
他人への期待は早く捨て、その分自分の趣味などに時間を使えば、必ず良い出会いが生まれます。
自分らしさを貫き、ありのままの自分を認めてくれる人こそが本当の友人です。
歳の離れた人と話せば刺激をもらえ、良い孤独の時間が作れる
自分と歳の離れた人と積極的に会話することで、刺激をもらうことができます。
年齢が離れていれば価値観などが違うため、新しい情報が入って良い刺激になるのです。
特に、10歳以上の人と話すのが効果的。
年齢差が大きいほど受ける刺激も大きくなり、1人になった時の考える時間を増やし、良い孤独の時間にしてくれます。
自分自身が成長できる相手と接するのは、とても良いことですよね!
良い孤独を知っている人は、物静かな人
良い孤独を知っている人は、見た目に共通点があります。
それは、物静かな人。
例えば、有名人で挙げるなら元サッカー選手の中田英寿さんが当てはまります。
中田英寿さんは「自分で考えること・自分の考え」を最も大切にしていた方で、自分を見つめ直すために良い孤独の時間を過ごされていました。
自分を見つめ、自分の気持ちに正直に生きているからこそ、充実した人生が送れるんですね。
自身を持つことができる会話術
会話の最初に「私は」とつけて話すことで、キリっと毅然とした態度がとれ、周りの主張に流されず自信を持って意見が言えるようになります。
- こう思います
- 私は、こう思います
全く印象が違いますよね。
自分の意見に自信がもてれば、1人になった時に、余計なことを考えず自分のことだけを集中して考えることができ、良い孤独の時間が過ごせるようになります。
まとめ
今回は、ベストセラー本「極上の孤独」の内容と、近所づきあい・会社・学校でストレスが無くなる方法ついてご紹介しました。
孤独は何かしらマイナスのイメージを思い浮かべがちですが、実は全くの誤解。
いくら友達が多かったとしても、自分と合わない人と無理して付き合っているなら全然幸せではないですよね。
1人の時間があるからこそ、自分を見つめ直したり考えたりすることもできます。
皆さんも今回の内容を是非参考にしてみてくださいね。
今回ご紹介した本極上の孤独 (幻冬舎新書) [ 下重暁子 ]