2018年8月7日「林修の今でしょ!講座」で放送された、枝豆の健康パワーについてご紹介します。枝豆が持つ、肝臓や肌の老化予防効果や、脂肪を燃焼させ肥満を予防する効果をまとめています。医学的に理にかなった調理法もご紹介していますよ。
ビール+枝豆は、理にかなった食べ方
ビールを飲むときに枝豆を食べるのは、医学的に見ても理にかなった食べ方です。
枝豆にはアルコールを分解する成分「アラニン」が豊富に含まれており、二日酔いを和らげる効果が期待できるためです。
枝豆は、脂肪燃焼をUPさせ肥満改善に効果的
コリン
コリンは、食事から摂った脂肪・糖を優先的にエネルギーとして使うようにし、余分な脂肪をつけないようにサポートしてくれます。
オルニチン
オルニチンは、体の代謝を上げて脂肪や糖の燃焼を促進し、脂肪が燃えやすい体にしてくれます。
オススメの食べるタイミングは?
枝豆は、どのタイミングで食べても効果的です。
名医イチオシレシピ「枝豆ご飯」
枝豆ご飯は、炊く時に枝豆から流れ出た「コリン」がご飯に染み込むため、より効率よく摂取できます。
同じ茶碗1杯でも、白いご飯より枝豆ご飯の方がご飯の量を抑えられますし、脂肪燃焼効果が期待できるのでたくさん食べても安心です。
枝豆の脂肪燃焼成分を効率良くとる調理法
脂肪燃焼成分である「コリン」「オルニチン」は水に溶けやすいため、茹でるとお湯に流れ出てしまいます。
そのため、フライパンで蒸し焼きにするのがオススメ。理想の蒸し焼き時間は5分です。
電子レンジでも栄養は水に流れ出ませんが、高温になりすぎるため栄養素が壊れていまいます。
脂肪燃焼効果が期待できる1日の枝豆の量
脂肪燃焼効果が期待できる1日の枝豆の量は、約120g~150g(さやつき)。
持続効果があるため、2~3日に1度くらい食べるだけで効果が期待できます。
枝豆の脂肪燃焼成分を失わない保存方法
枝豆は、蒸し焼きにしてから冷凍保存することで栄養素を損なわずに済みます。
生でそのまま冷凍保存すると、戻す時の火加減が難しくなります。
枝豆は、肝臓の老化予防に効果的
コリン
コリンは、脂肪を燃やしてエネルギーに変えるサポートをすると共に、老廃物の排出をサポートして肝臓の働きを向上させてくれます。
枝豆と一緒に食べると肝機能がより活性化する料理
枝豆と一緒に食べると肝臓がより活性化するのは、カキフライ。
枝豆のコリンが肝臓の働きを強化してくれ、カキフライの亜鉛が肝臓への負担を軽くしてくれます。
カイフライは揚げ物ですが、コリンが油を分解してくれるので安心です。
枝豆は、肌の老化予防に効果的
大豆イソフラボン
枝豆に含まれる大豆イソフラボンは、老化の原因を抑え、髪や肌の潤いを保つ効果が期待できます。
さらに、シミの原因をおさえメラニン色素を抑制する働きもあります。
大豆イソフラボンは、豆乳よりも豊富に含まれています。
名医オススメの最強レシピ「枝豆の呉汁」
猛暑で傷んだ肌を回復させ老化を防ぐ、名医イチオシの最強レシピです。
枝豆をすりつぶすことで、大豆イソフラボンを効率良く摂取できます。
まとめ
今回は、枝豆の健康パワーについてご紹介しました。
まとめると・・・・・・
- 枝豆のコリン・オルニチンは、脂肪燃焼をアップさせ肥満を改善してくれる
- 枝豆のコリン・メチオニンは、肝臓を活性化してくれる
- 枝豆の大豆イソフラボンは、肌の老化を予防してくれる
- 肌の老化予防に効果的な最強レシピは、呉汁!
皆さんも是非参考にしてみてくださいね。