2018年8月6日「ヒルナンデス!」で放送された、夏のお弁当の食中毒予防対策法・便利グッズについてご紹介します。教えてくれたのはたっきーママこと奥田和美さん、一緒に学んだのは木下優樹菜さん・大島美幸さんです。
暑い夏は食中毒の菌が繁殖しやすいため、お弁当に入れるおかずや詰め方には注意が必要です。注意すべきポイントなどをまとめています。
食中毒を予防するおにぎり&おかずの詰め方
おにぎりをラップで包んだりおかずを小分けにして仕切ることで、水分が移らず食中毒予防に効果的です。
特に、生野菜とおかずがくつくのはNG!
おかずの塩分が野菜の水分を外に出すため、雑菌が繁殖しやすくなります。
おにぎりも、最初から海苔を巻くとお米の水分が染み出るため、海苔を別添えにして、食べる直前に巻くのが効果的です。
おにぎりは素手で握らない!
夏は、黄色ブドウ球菌に要注意!
手の平に多く存在するため、夏場は素手で握るのは避け、手袋やラップをして握るのが食中毒予防に効果的です。
下記のような便利グッズを使うのもオススメですよ。
エンボス加工三角おむすび型ホワイト
型にごはん・具材を詰めるだけで、手で触れることなくおにぎりが完成するグッズです。
お弁当応援!かんたんおにぎらず
使い方
- 穴が開いた型を、海苔の上にのせる
- 型の穴にご飯を詰める
- 凸型の型でご飯を押し込む
- 型を外して、お好みの具をご飯にのせる
- 最後に海苔を巻いて、具をご飯で挟めば完成!
お弁当応援!ミニサンドパックメーカー
使い方
- 食パンに透明の型を押し付け、十字の印をつける
- パンにジャムなどをのせて、もう1枚食パンを重ねる
- 緑色の型を押し付け、パンの耳を切る
- 仕上げに半透明な型を押し付け、パンを4つに切ればサンドイッチの完成!
生姜は夏にぴったりの食材
生姜などの薬味や醤油には、抗菌作用があります。
そのため、「豚の生姜焼き」や「タレ付きの焼肉」は夏にぴったりのおかずです。
抗菌作用がある食材
抗菌作用があるおかずは、生姜以外に、ハーブ・シソ・梅干し・わさびがあります。
ポテトサラダは食中毒菌が繁殖しやすい
じゃがいもはデンプン質が多いため、食中毒の菌が繁殖しやすくなります。
さらに、マヨネーズと組み合わせるとじゃがいもから水分が出て、より菌が繁殖しやすくなります。
夏場は、ポテトサラダは控えた方が良いでしょう。
マヨネーズ・ドレッシング
マヨネーズ・ドレッシングをつけるときは別容器に入れ、食べる直材にかけるようにします。
これで食中毒菌の繁殖を防ぐことができます。
味の付いたご飯より白いご飯がオススメ!
炊き込みごはんや炒飯などは、具材から水分が出やすいため痛むのが早くなり、菌も繁殖しやすくなります。
そのため、夏場は白いご飯がオススメです。
卵焼きとゆで卵、どっちが傷みやすい?
卵焼きとゆで卵の比較ではなく、どれだけ加熱したかがポイント!
危険なのはしっかり加熱されていない半熟卵で、雑菌が潜んでいる恐れがあります。
揚げ物は食中毒の心配が低い
唐揚げなどの揚げ物は、水分が出にくいうえ調理する温度も高いため、食中毒の心配が少ない食材です。
つけ麺は夏にオススメ
麺とスープが分かれているつけ麺は、菌が繁殖しにくいので夏におオススメです。
麺つゆはスープジャーに入れておくと、保温することができます。
また、麺にはえごま油をかけておくのがオススメ!
えごま油は抗菌作用があり、麺をくっつきにくくすることもできます。
焼きそばやナポリタンなどのパスタはNG!
焼きそばやナポリタンなどのパスタは、具材から水分が出やすいため傷みやすいおかずです。
まとめ
今回は、夏のお弁当の食中毒予防対策法&便利グッズについてご紹介しました。
内容をまとめると・・・・・
- おかずは小分けにしてくっつかないようにする
- おにぎりは素手で握らず、海苔は食べる直前に巻く。便利グッズもオススメ
- 薬味、醤油、ハーブなどは抗菌作用があるのでオススメ
- ポテトサラダは食中毒菌が繁殖しやすいので夏はNG
- 味のついたご飯より、白いご飯の方が食中毒菌が繁殖しにくい
- 卵はしっかり加熱する
- 揚げ物は食中毒のリスクが低い
- つけ麺は夏にオススメ、パスタや焼きそばはNG!
皆さんも是非参考にしてみてくださいね。
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