2018年6月9日「世界一受けたい授業」で放送された、『食中毒要注意のお弁当おかずランキングBEST4』についてご紹介します。これからの時期リスクが高まる食中毒。ハンバーグ、肉じゃが、ポテトサラダ、から揚げなど、お弁当のおかずとしてお馴染みの食べ物が食中毒に繋がりやすいのかをまとめています。
予防策もまとめていますので、大切なお子さんを守るためにも、お弁当作りに是非参考にして頂きたい内容です。
食中毒要注意のお弁当おかずランキングBEST4
お弁当のおかずを30℃で保管し、作ってから8時間後におかずの一部を採取して細菌数を調査したものです。
1gあたり細菌が100万個を超えると、食中毒になりやすい状態と言われています。
第4位:から揚げ
から揚げは、油で揚げることで肉に火が良く通るため、作ってから12時間後でも細菌はわずか20個までしか増えませんでした。
安全なお弁当のおかずと言えます。
第3位:肉じゃが
根菜類は菌が増殖しやすく、さらに煮物類は煮汁の水分が多い為、菌が増加しやすいおかずです。
肉じゃがをお弁当に入れる際は、水分を少なくすることが食中毒予防のポイントです。
第2位:ハンバーグ
8時間後のハンバーグから検出された細菌数は、1万4千個。
危険と言われる100万個よりは少ないですが、温度・湿度など条件によっては一気に増殖する恐れがあるため要注意です。
ひき肉には菌が内部まで入っている可能性があり、中までしっかり火を通すことが重要です。
食中毒を予防するためには、ハンバーグのタネ1個あたり、酢を小さじ1杯分加えます。
酢酸の抗菌作用で菌が増殖しにくくなります。
少量なので、味にも影響がありませんよ。
第1位:ポテトサラダ
8時間後のポテトサラダから検出された細菌数は、1700万個。
食中毒になりやすいと言われる100万個を大きく超えました。
じゃがいもは水分が多いため腐りやすい食材。
さらに、ポテトサラダはきゅうりなどの生野菜を使い、調理工程が多いことも菌が増殖しやすいポイントです。
食中毒を予防するためには、カレー粉を加えればOK!
カレー粉に含まれるターメリックには、防腐効果のあるクルクミンが含まれており、カレー風味にするだけで菌の増殖を抑えることができ、美味しさもアップします。
食中毒を防ぐために併せて読みたい記事
同日に放送された、食中毒になりにくい体に変える食べ物についてです。
まとめ
今回は、食中毒になりやすいお弁当のおかずランキングついてご紹介しました。
まとめると・・・・・・
- 食中毒に最もなりやすいお弁当のおかずは、ポテトサラダ。予防策は、カレー粉を加えること!
- 唐揚げは、比較的安全なお弁当のおかず
- ハンバーグの食中毒予防には、酢を加える
- 肉じゃがの食中毒予防には、お弁当に入れる際に水分を少なくする
これからの時期、食中毒には要注意ですよね。
大切なお子さんを守るためにも、是非参考にしてみてくださいね。