2017年12月20日放送「あさイチ」で、お墓選びについて紹介されました。都市部で急増している『室内型』や、女性に人気の『樹木葬』など、今お墓を探している方は必見です。
お墓の種類&墓選びのポイントとは?
今回のテーマは、『お墓選び』です。
今はお墓も場所・形式などで様々な種類があり、何がベストなのか迷いますよね。そこで、それぞれの違いが詳しく紹介されましたので、今お墓を探している方もこれからという方も是非参考にしてみてくださいね☆
納骨堂について
納骨堂とは、都市部で急増している室内型のお墓のことです。
▼納骨堂の良いポイントはこちら!
・天気や掃除を気にせずに、手軽に参拝できる
・冷暖房・焼香台が備え付きなので、何も持たずに手軽に参拝できる
納骨堂の形式
納骨堂の中でも下記のように様々な形式があります。
・ロッカー式
・仏壇式
・機械搬送式
など
番組では、その中の機械搬送式について紹介されました。
機械搬送式は、受付の機械に参拝カードをかざすと参拝ブースに遺骨・遺影が用意される仕組みになっています。基本的には、参拝の時間制限は無いとのことです。
値段
一般的に、約10万円~1000万円とのことです。
注意ポイント
●年間管理費が高め
⇒冷暖房・エレベーターが完備しているため維持費がかかる(数千円~2、3万円)。
●お盆などの時期には、順番待ちになることもある。
●経営状態
⇒民間や寺院が経営している場合は倒産するリスクあり。
樹木葬
樹木葬は
・公園タイプ
・庭園タイプ
の3つがあり、特に女性に人気のお墓です。
里山タイプ
自然や野山などに遺骨を埋めるもので、好きな樹木を1本選んでその下に1メートルほどの穴を掘り遺骨を土に埋めます。遺骨は、いずれ土に返ります。
公園タイプ
郊外に多く、公園をイメージした作りになっており、シンボルツリーのふもとに埋めるもの。
埋葬は土・骨つぼの両方あります。
庭園タイプ
都市部に多く、ガーデンテラスのようなタイプのもの。墓標があり、その下に骨つぼを収めるのが一般的です。遺骨は最大2つまで入るところが多く、夫婦で入る人が多いそうです。
ただし、契約期間が終わると遺骨は合同墓へ移されます。
値段
平均的には74万円とのことです。管理費については、
・亡くなるまでかかる場合
・合同墓に入るまでかかる場合
の3タイプがあります。
注意ポイント
遺骨を埋めた場所が分からなくなる可能性があります。
一般墓
一般墓には、公営・寺院・民間の3タイプがあります。
▼公営のポイントはこちら!
・値段は割安
・立地は様々
・宗教は自由
・募集期間や応募に制限がある自治体もある
・倍率が高い(番組では、313倍と紹介されていました)
▼寺院のポイントはこちら!
・値段は高め
・立地は比較的良い
・宗教は決まっている
・檀家になることもある
▼民間のポイントはこちら!
・値段は高め
・立地は、公共交通機関が不便なところもある
・入手しやすい
・自由度が高い
合同墓
合同墓は共同で遺骨を埋葬するもので、おひとりさまや、子供たちに迷惑をかけたくない方に人気です。
▼特徴はこちら!
・参拝者は共同のスペースで参拝する
・基本的には、納骨場所は見られない
・基本的に、遺骨は他の人と混ざる。中には個別で管理してくれるところもある。
・遺骨を移すことはできない
注意ポイント
生前契約したのに納骨されないケースがあります。契約場所に遺骨を持っていく必要があるため、親戚や友人に伝えておくことを忘れずに!
値段
一般的には、約3万円~とのことです。年間管理費用は不要です。
まとめ
今回は、お墓の種類や墓選びのポイントについてご紹介しました。自分自身のことはもちろん、大切な人のお墓は慎重に選びたいものですよね。今お墓を探している方も、まだの方も、いざという時に困らないために今回の内容を是非参考にしてみてくださいね。