2017年8月8日放送「この差って何ですか?」で、100歳を超えても元気なご長寿にアンケートを実施し、長寿の秘訣を徹底調査!!『健康な体作り』&『ボケ防止』&『若返り』などに効果的な食生活・睡眠・健康法は、どれも必見です。
100歳を超えても元気な人に学ぶ!長生きの秘訣とは?
今回は、100歳を超えても元気な人に『長生きの秘訣アンケート』を実施し、長寿の秘密を徹底分析!!
分析してくれたのは、長寿について20年研究し続けている医学博士、白澤卓二先生です。
食生活・睡眠・健康法など、長生きの秘訣が分かっちゃいますよ!!
食生活について
まずは、食生活についてです!!
朝食に食べるのは、ご飯 or パン?
朝食に食べているのは、パンよりご飯の方が多いという結果に。
実は、パンよりご飯の方が咀嚼回数が多く(パン1枚は約350回、ご飯1杯は約600回)、それが長寿の秘訣になっているそうです。
咀嚼回数が多いと唾液がたくさん出て、唾液に含まれる『ぺルキシダーゼ』が活性酸素を減らしガンを抑制してくれるそうですwww
また、噛む力が強くなると下半身の力も強くなり、転倒予防にも繋がるんだそうですよ!!
より多く咀嚼することで、丈夫な足腰を保つことができるようになるんですね。
1日に食べる卵の数は?
1日に食べる卵の数は、1個が60%、2個以上が40%という結果に。
白澤先生がオススメする卵の数は、1日に2~3個。
過去には、1日2個以上卵を食べるとコレステロール値が上がると言われていたようですが、実は、2015年に厚生労働省が「食べているコレステロールと血液中のコレステロールは関係ない」と発表したそうです。
コレステロールは運動不足の場合に増加するそうで、食べ物の制限でなく運動不足の解消が効果的なんだそうですよ。
卵のメリットはたくさんあり、糖質が少なく血糖値が上がらないことや、肉・魚より良質なたんぱく質が含まれていること、さらに、黄身の中に入っている成分「コリン」がアルツハイマー病を予防してくれるんだそうです。
実際、こちらのイタリア人の117歳の女性は、卵を1日3個以上を食べ続け、100歳を超えても認知機能が下がらなかったそうです!
1週間に3日以上食べている食べ物は?
長寿の方が、1週間に3日以上食べている食べ物のランキング結果がこちら!!
1位は豚肉!!!
豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれているため、体力・免疫力を上げてくれたり血管を丈夫にしてくれるんだそうですよ。
さらに、豚肉の調理方法で多かったのは、トンカツ。
ビタミンB1は水溶性のため、豚肉を衣で包んだトンカツはビタミンB1が流れ出ないんだそうです。
白澤先生曰く、高齢期(60~65歳以上)に入ったら「茹でるよりも焼く、焼くよりも揚げる」という食べ方がオススメとのことです。
良く食べるおやつは?
実は、長寿の方の80%以上がおやつを毎日食べているそうで、良く食べるおやつのランキング結果はこちら。
3位のチョコレートに含まれている『カカオポリフェノール』は、動脈硬化の抑制や認知症を予防してくれる働きがあるそうです。
2位のアイスクリームについては、特にバニラが多いそうで、原料の牛乳に含まれる『カルシウム』が骨粗鬆症の予防に繋がるということです。
睡眠について
お次は、睡眠についてです!!
寝る時に使う枕は、柔らかい枕 or 硬い枕?
寝る時の枕で多かったのは、硬い枕。
白澤先生曰く、硬い枕の方が寝返りを打ちやすいそうです。
人は1日20~30回寝返りを打つそうですが、寝返りには、滞っていた血流を良くしたり背中の熱を逃がすという効果があるそうです。
柔らかい枕だと、頭が沈みこんで固定されてしまうので、寝返りを打ちにくくなってしまうそうですよ。
健康や老化防止のために行っていることは?
最後に、長寿の方が、健康や老化防止のために行っていることのランキング結果はこちら!!
3位の『コーヒー』については、肝臓ガンの発生リスクを低下してくれる効果があり、7位の『日記を付ける』については、認知症の予防に繋がるそうです。
6位の『カラオケ』は、脳を広い範囲で刺激してくれるということと、友達と一緒に歌うことにより「エンドルフィン(幸せホルモン)」が出てきてうつ病の予防にもなるんだそうです!
4位の『オシャレをして外出する』については、恋をすると「若返りホルモン」が分泌されるということが分かっており、実際、恋愛初期は数値が高くなり、倦怠期になると数値が下がってくるそうです。
いつもときめくことが大事なんですね!!
まとめ
今回の長寿の秘訣は、どれもとっても参考になりましたね!とにかく、今日から食生活には気を付けていきますよ~~( ・`д・´) それから、できるだけ「ときめき」を探そうと思います。 皆さんも是非参考にしてみてくださいね。