うさぎの足ダンの防音対策を紹介、スタンピングが多い子にオススメ!我が家で実践した夜中の騒音防止方法

うさぎの足ダン うさぎの飼い方

この記事では、ウサギ足ダンスタンピング)に伴う騒音を防止する対策方法をご紹介していきます。足ダンはウサギの鳴き声のようなもので、飼い主に気持ちを伝える大切な手段でもあります。しかし強烈な音が響くため、あまりに頻繁に行うようであれば近所迷惑になりますし自分自身もストレスが溜まってしまいますよね。我が家で飼っているウサギもかつては足ダンがかなりひどく、相当悩みました。そこで、我が家で実際に行った騒音を防ぐ様々な対策法をご紹介していきたいと思います。結構効果がありましたので、足ダンが多くて悩ましいという方はぜひ参考にしてくださいね☆

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うさぎの足ダン(スタンピング)の防音対策法

うさぎ

我が家では8か月になるホーランドロップ(ロップイヤー)のウサギを飼っています。

結構気の強いオスで、お迎えしてから1週間も経たないうちに強烈な足ダン(スタンピング)が昼夜問わず続きました。当時はかなり悩みましたが、今ではすっかりお利口さんに。足ダンはたま~にするくらいでほとんどしなくなりましたよ。

参考足ダンを解決した方法は下記記事でご紹介しています。
うさぎの足ダン(スタンピング)をやめさせる対策方法を紹介、我が家ではこうして昼夜の悩みを解決しました!

足ダンを止めさせることも大切ですが、それまでの騒音対策というのも同じくらい大切ですよね。「うるさい!」と近所の方にいつ怒られるか分からないですし、自分自身の心臓も持ちません。

足ダンはウサギの性格によってする子としない子に分かれますが、うちの子はかなり多くする方だったと思います。というのも、インターネットで対策を調べてみてもどれもちょっとしたコトしか載っていなく、全くうちの子の音対策にはならなかったからです。そこで、同じように足ダンがひどい子の強烈な音に悩んでいる方のために、少しでもお役に立てれば良いと思い我が家で実践した方法をご紹介したいと思います!

すのこ

足ダンの防音対策で1番に思い浮かぶのが、すのことケージの「ガーン!ガーン」とぶつかりあう音の対処法。すのこがプラスチックでも金網でも、ウサギの強烈な蹴り出す力でとにかくすごい音が鳴るんですよね。

この音を防ぐには、すのことケージの接触する部分に緩衝材を挟みます。接触する部分を挙げると下記のとおり。

・すのこを置くための出っ張り部分
・ケージの四隅
・ケージの中央の仕切り部分(トレーが2つに分かれている場合)

我が家の場合を例にとってご説明しますね。使用しているケージは下記のイージーホームエボ80です。

このケージの場合、すのこを置くための出っ張りが四辺に付いています。左右に1箇所ずつ、手前と奥には2箇所ずつ付いています。トレーも2つに分かれているタイプなので、ケージの中央には仕切りがあります。

すのこを設置すると、ケージの四隅にすべて当たるわけではなく寄せた側の2箇所だけ当たるような感じです。

ということで、対策が必要な場所をまとめると下記のとおり。

・ケージの出っ張り6か所
・ケージの中央の仕切り部分
・四隅のうちの2箇所

これらの箇所とすのことの間に緩衝材を挟めば良いわけですが、問題は何を挟むか。インターネットで調べてみると「タオルを挟めば良い」とよく書かれていますが、うちのウサギ様は何でもかじってしまうので間違って食べてしまったら大変。というわけで色々と考えた結果、余っていたジョイントマットの切れ端を使うことにしました。

出っ張り6か所と、ケージの中央の仕切り部分の対策

ジョイントマットのような表面が平らなものなら、すのこの穴からピヨッと出ることもないのでカジカジされる心配がありません。ジョイントマットでなくても、段ボールや厚紙など表面が平らで厚さがあるものなら何でも良いと思います。

出っ張りや仕切り部分に合わせたサイズでカットし、その上に置きます。置くだけではズレてしまうので、ガムテープを裏につけてケージと固定しました。

すのこの防音対策

固定した後は、トレーがちゃんと引き出せることを確認してくださいね。一度グルグルに固定したら、トレーが引っかかって引き出せなくなってしまったことがありますので・・・。

ちなみに、音を防げる代わりにウンチや牧草が下のトレーに落ちなくなってジョイントマットの上に溜まります。掃除の負担は少し増えてしまいますが、こまめにキレイにしてあげるようにしましょう!

四隅の対策

問題は、ケージの四隅。四隅とすのこの接触を防ごうとすると、どうしても緩衝材がピヨッと出てしまってウサギ様がカジカジしてしまいます。そこで、我が家ではケージ内にハウスを設置していたので、ハウスを設置した角の1箇所だけジョイントマットの切れ端を挟むことにしました。ハウスで隠れるのでカジカジされる心配もありません。

すのこをそこの1箇所にぐっと寄せることで、他の3か所はケージとの間に隙間ができたので何も挟まなくても接触は避けられました。ハウスやトイレ、牧草入れなど、ケージの角に設置しているものがあればそこの裏に緩衝材を挟み、すのこをぐっとその部分に寄せれば残りの角は隙間が空くと思います。

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ケージに設置する物

すのことケージの接触を防げたから一安心・・・と思ってても、まだ「ガーン!ガーン!」という音が響き渡ります。「そうだ、ケージに設定していた物とすのこがぶつかり合うんだ!」と気付き、こちらも対策をすることにしました。

我が家では、トイレ、ハウス、牧草入れ、ペレット入れをケージ内に設置していました。そこで、それらの下部分にもジョイントマットをガムテープで貼り付けました。ウサギ様がカジカジしないようサイズは小さめにして。とりあえずすのことの接触が防げれば良いわけですからね!

容器の防音対策

また、ハウスについてはウサギ様が足ダンする度にケージ側面とも接触していたので、ハウスの側面部分にもジョイントマットを貼り付けました。

ケージの天井部

今度こそ大丈夫だ!と思っていたのですが・・・やはり足ダンする度にまだ「ガーン!ガーン!」という音が響き渡ります。

一体何が音を出しているんだ?と思って色々とチェックしていたところ、「ケージの天井部分だ!」と気付きました。

我が家で使用しているケージは、天井部分が開閉できるようになっています。これによって掃除や大きな物の出し入れが楽になるのですが、今回はそれが仇となってしまいました。自由に開け閉めができるがゆえ、足ダンしたときに天井部分が揺れて側面部分とぶつかり合うんですよね。

そこで、天井部分が揺れないようゴムを使って固定しました。

天井部分の防音対策

この「天井部分の揺れ」に気付くまでには結構時間がかかりました。対策をした後は音がかなり抑えられ、とても効果的でした☆

トイレ

さて、これでケージの防音対策はやり切りました!!実際、足ダンに伴う音もだいぶ抑えることができましたし、もう大丈夫。と思ったのですが・・・・。

我が家のウサギ様は、トイレの上に乗って足ダンすることが多くなりました。あ、そこもあったよね・・・。トイレには、当然ながら金網すのこのようなものが取り付けられていますよね。その部分とトイレ本体が「ガーン!ガーン!」とぶつかり合ってこれまたすごい音に。

さて、どうするか。この対策方法はかなり悩みました。

金網すのこの下の出っ張りとトイレ本体との間に緩衝材を挟むことができれば問題ないのですが、ケージと違ってそもそも隙間がないのでかなり難しい。

そこで考えたのが、金網すのこの「足」の部分にガムテープをぐるぐる巻きにすること。ガムテープを何重にも巻き付けることでクッションのようになるんですよ!さらに、金網すのこを取り外したり取り付ける作業も特に問題なく行うことができます。

トイレの防音対策

ただ、あまり側面に巻き付け過ぎるとトイレ本体にハマらなくなってしまうので、トイレ本体と接触する下部分に厚みをもたせるように巻き付けると良いですよ。

我ながらあっぱれと自画自賛(笑)ただ、ガムテープにおしっこがかかってしまったりするので、定期的に取り換える必要があります。若干面倒ですが、強烈な音が響くよりは良いかなと。

ケージの下

ケージの下にもマットのようなものを敷くことで、下の部屋の方にご迷惑をかけずに済みます。

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我が家では掃除をしやすいようケージにキャリーを付けて設置しているため、4個のキャリーの下にジョイントマットを敷きました。ぺらんと敷くのではなく、3つ折りくらいにして厚みをもたせました。

ジョイントマットを買う前は、段ボールを何重にも重ねて敷いていました。段ボールって結構防音効果があるので、コストを増やしたくないという方にはオススメです☆

サークルマットの下

我が家では、ケージとサークルを繋いで1日中自由に行き来できるようにしています。なぜこのようにしたのかは下記記事でご紹介しています。

参考うさぎの足ダン(スタンピング)をやめさせる対策方法を紹介、我が家ではこうして昼夜の悩みを解決しました!

うちのウサギ様は、ケージ内だけでなくサークルにいる時もしょうちゅう「ダン!ダン!」と強烈な音で足ダンをしていました。ケージでの足ダンよりはずっとましですが、それでももの凄い音。あんな小さな体のどこにそんなパワーがあるんだ、と思うぐらい強烈。

我が家のマンションは音が伝わりやすいようなので、これまた早急に対処しなくては近所迷惑になってしまうと慌ててサークルマットの下にジョイントマットを敷きました。

しかし、使ってみて分かったのですが、ジョイントマットって硬いので、足ダンの音を吸収するというより余計うるさいんです。そこで、以前から気に入って部屋に使用していたラグに替えることにしました。下記のSサイズ。

このラグ、音や振動を結構吸収してくれるんですよ。値段もお手頃でレビューも良く、とてもお気に入りです。

このラグに替えてから、サークルでの足ダンの音も抑えることができました。

ケージの周りを毛布などで覆うのは?

ケージの周りを毛布などで覆う、ということも対策で行ったのですが、通気性が悪くなってしまうと可哀想だなと思い隙間を開けました。

すると、その隙間から音が響くので正直あまり効果はありませんでした。

防音対策ならしっかり密閉するのが効果的ですが、それは現実的ではないですよね。。。

まとめ

今回は、うさぎの足ダン(スタンピング)の音を防止する対策方法についてご紹介しました。

うさぎを飼う前は、お店の人に「うさぎって静かなのでマンションでも安心です」なんて言われて気を抜いていたのですが、飼ってみてびっくり(笑)なんだこの強烈な音はと驚きました。

少しずつ信頼関係が築けてきたり色々な対策をすることで足ダン自体は無くなっていきますが、それまでの騒音対策は必須ですよね。同じように悩まれている方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。少しでもお役に立てれば幸いです☆

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