2018年11月7日のテレビ東京「ソレダメ!」で放送された、お腹もみ上げ体操のやり方をご紹介します。教えてくれたのは、著者で楽ゆる整体トータルリチューニング院長の永井峻先生。
おなかが元気でないと、頭痛・便秘・むくみ・冷えなど様々な体の不調を招きます。
このストレッチは、おなかをさする+もみ上げるの簡単動作で身体を健康にしてくれるものです。
おなかもみ上げストレッチとは?
おなかもみ上げ体操は、内臓全体を元気にするマッサージ方法です。
- 便秘
- 冷え
- ぽっこりお腹
- 肩こり
- 腰痛
- 頭痛
- むくみ
- 不眠
など、さまざまな体の不調は、実はおなかが原因で起こっている可能性があります。
この体操は、お腹をさする+もみ上げるの簡単動作で内臓機能を上げ、体全体を健康にしてくれるものです。
体のどこに不調があるか分かるチェック法
押す時は、指の第1関節ぐらいの深さまで押してください。
①おへそから右に指4本、下に指4本分の場所
②おへそから右に指4本分の場所
③②から上に指4本分の場所(肋骨の近く)
④おへそから上に指4本分
⑤④から左に指4本分の場所(肋骨の近く)
⑥おへそから左に指4本分の場所
⑦⑥から下に指4本分の場所
⑧おへそから下に指4本分の場所
●痛みを感じた番号にひもづく不調の部位はこちら。
①:卵巣&鼠径リンパ
②:肝臓
③:肝臓&肺
④:心臓&自律神経&横隔膜
⑤:胃&肺
⑥:胃&すい臓
⑦:大腸&卵巣&鼠径リンパ
⑧:膀胱&子宮
おなかもみ上げ体操のやり方
永井先生が分かりやすく説明してくれている動画があります。
文字だけだと分かりづらい部分もありますので、ご覧になるのがオススメです。
おなかもみ上げ体操は、座ってでも仰向けでもどちらでもできます。
【やり方】
1、肋骨の際を、両手の指の腹を使って10往復さする
2、股関節(コマネチのライン)を、両手の指の腹を使って10往復さする
3、おなか全体を、片手の指の腹を使って、向かって時計回りにぐるぐると10回転さする
4、両指の第1関節を重ね、おなかを縦にもみ上げる。
このとき、鼻から「スーッ」と息を吸い、口から「ホッホッホッホッ・・」と言いながらそのリズムに合わせてもみ上げるようにします。
もみ上げる場所は全部で8か所で、①から順に行います。
①おへそから右に指4本、下に指4本分の場所
②おへそから右に指4本分の場所
③②から上に指4本分の場所(肋骨の近く)
④おへそから上に指4本分
⑤④から左に指4本分の場所(肋骨の近く)
⑥おへそから左に指4本分の場所
⑦⑥から下に指4本分の場所
⑧おへそから下に指4本分の場所
効果をUPさせるコツ
コツは3つあります。
- 指先を重ねて行う
- もみ上げる時は、おなかの中を揺らし、混ぜるイメージで行う
- 呼吸は、スの音で吸ってホの音で吐く
この3つを念頭にして行うことで、やりやすさ・効果ともにUPします!!
●指先を重ねて行う:
両手の指の第1関節を重ねて行うことで、少ない力でも内臓を揺らすことができます。
●中を揺らし、混ぜるイメージで行う:
お腹が波打つように、ポンポンポンポンと両手でお腹をもみ上げるように揺らします。
グイグイとお腹をつまんだり押すのではなく、お腹の中を混ぜるようなイメージで。
揺らすことで内臓の癒着がはがれ、血行も促進されるので代謝が良くなります。
●呼吸は、スの音で吸ってホの音で吐く:
息を吸う時は、鼻から「スーッ」と匂いを嗅ぐように吸います。
このようにすることでお腹に酸素が入りやすくなり、自然と腹式呼吸が出来るようになります。
息を吐く時は、両手のポンポンとする動きに合わせて口から「ホッホッ・・」と吐きます。
このようにすることで横隔膜が良く動き、リラックス感が生まれて苦しくならずに行うことができます。
こちらも解説動画がありますのであわせてチェックしてみてくださいね!
まとめ
今回は、話題のおなかもみ上げ体操についてご紹介しました。
体調が悪い場合は、内臓が弱っているのが原因かもしれません。
おなかもみ上げ体操は全身に良い効果をもたらすので、是非取り入れてみてくださいね。