2019年5月22日のNHK「ガッテン!」で放送された、血圧降下術についてご紹介します。教えてくれたのは、内科医の渡辺尚彦先生。今回は、医療を変えたスゴイ人SP!長年ご自身の血圧を24時間測定し、高血圧治療のカギを見つけ出した方なんです。血圧を簡単に下げることのできる方法・やり方などをまとめました☆
高血圧の基準値とは?
高血圧の基準は、自宅で測る場合と病院で測る場合で異なります。
自宅で測る場合
上の血圧:135mmHg以上、下の血圧:85mmHg以上
病院で測る場合
上の血圧:140mmHg以上、下の血圧:90mmHg以上
高血圧になる原因とは?
高血圧になる主な原因は、塩分の摂り過ぎ。
血中の塩分濃度が高くなると、薄めようとして水分量が増え血管が圧迫されるんですね。
血圧が高い状態が続くと心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まってしまうので、減塩は大切です。適度な運動も行うようにしましょう!
血圧を下げて高血圧を予防する対策方法
飲酒で血圧が下がる?
血管をとりまく自律神経は、緊張やストレスによって血管を締め付けてしまいます。これが血圧が上がる原因に。
しかし、お酒を飲むとリラックスするため締め付けが緩くなって血圧が下がります。
ただし、これはあくまでも一時的なものです。飲みすぎると逆に高血圧の原因となりますので根本的な対策とは言えません。
タオルを握る「タオルグリップ法」
タオルグリップ法と言われ、他番組でも紹介された血圧を下げる簡単方法です。
関連記事【NHKスペシャル】血圧サージの予防・対策法!毎日の血圧測定・タオルグリップ法!
やり方
1、フェイスタオルをくるくると丸めて筒状にする。
握ったときに指がくっつかない程度の太さにするのがポイント!
2、1のタオルを片手で持ち、2分握る。そのあと1分休み、再び2分握る。
握る力は、2分間握り続けられるくらいの力でOK!
3、反対側の手に持ち替えて、同様に行う。
2日に1回行うようにします。1か月続けるだけでも効果が期待できるそうです。
毎日血圧を測る
渡辺先生は、夜間高血圧があることを発見されました。日中の血圧が正常でも、夜間の血圧が高い人がいるのです。
夜間高血圧の基準は下記のとおり。
夜間(就寝中)の平均血圧⇒上の血圧:120mmHg以上、あるいは下の血圧:70mmHg以上
夜間高血圧などを早めに見つけるためには、毎日血圧を測ることが大切です!!
正しい血圧の測り方
血圧は、朝・晩の1日2回測るようにします。
【朝】
起床後1時間以内に測定する。
・排尿後
・麻の服薬前
・朝食前
・座って1~2分安静にした後
【晩】
就床前に測定する。
早朝の血圧が135/85mmHg以上の日が続いたら夜間高血圧の可能性があります。医師にご相談ください。
まとめ
今回は、血圧を下げて高血圧を予防する対策方法についてご紹介しました。
高血圧は病気に繋がるため、早めの対策が必要ですよね。ポイントは、塩分を摂り過ぎない、運動をする、タオルを握る、毎日血圧を測定するの4点!!
是非参考にしてみてくださいね☆